突如思い立っての、山陰出雲への『ひとり旅』🎶
横浜駅、22時過ぎの、会社帰りのひとも、まばらな時間帯。
ともあれ、出雲行きの寝台特急『サンライズ出雲』に乗車です。
――確か、8号車あたりだったと思うのですが……
既に、記憶もおぼろです(笑)
ドアを開け、2階席への階段を上がります。
……多分、上がったのだと思う(笑)
どうしたって、ある程度は狭い階段、ってことにはなります。が、其処は其れ、5年近く前ですからね。
何しろ、まだ若かった❕(笑)
狭い階段の昇り降りなど、さして苦にもなりません。
ともあれ、思ったより設備の整った、車内に感激しつつ、とっぷり暮れた夜の街を、ひたすら走る鉄道の旅を満喫です……💖
横浜を出てしばらくは、街中感を免れないのですが、東海道を下る列車は、やがて小田原から静岡へ。
この辺りまで来ると、流石に景色が変わります。
はい、前回もちょっと触れたのですが、実家が名古屋にある関係で、東海道新幹線の上り下りは、結構な経験者♬
と言っても、『新横浜』から『名古屋』間のみですけれど(笑)
でもって、今回は寝台特急❣ そして、今は真夜中です。
はい、通り過ぎる街々は、既に闇の中……
それでも、山や海の存在は、十分に感じられます。
そして、極めつけは、半ドーム型になった車窓から望む、星空……✨
とにかく、お天気の良い日でしたので、夜空もしっかりと晴れ上がっておりまして、しばらくは寝転がったり座ったりしながら、眺めを楽しみます🎶
お弁当を食べたり、お好きな方ならお酒を召しながら……、になるのでしょうが、残念ながら下戸(笑) 乗車前に購入したコーヒーを飲み、おやつをつまみます。
ちなみに、カフェインには滅法強く、コーヒーを飲んで眠れなくなる……類の経験はまったくなし。
――正直、カフェインへの耐久性は要らん……❕
それよりも
――アルコールへの耐久性が欲しかった……❕❕
ついでながら、自分の父は相当の酒飲み、母は殆ど飲めず…… 自分は母の遺伝子を継いだ訳です。さらに、ついでながら自分の弟は、父親の遺伝子を継いだのでしょう。めちゃくちゃ強い……らしいです。ちと羨ましい……
まぁ、逆よりは良いのかもしれません(笑)
そんなこんなで、興奮気味の夜も更け、何時しか丑三つ時……
――ちょっとは寝ておかなくちゃ……!
と横になってはみたものの……
――やっぱり、……なんか勿体ない~!
なかなか素直には眠れません。尤も、それも、日頃夜勤のために、体内時計がおかしくなっているのでしょう。それにしても
――寝ておかないと、明日が大変よね……
と思ったのですが、しばらくしましたら、しらじらと明けて来ましたよ✨
体験上、2日までは仮眠程度でもイケる❕ ことは分かっていますので、
――3日目になると、しっかり寝ないとヤバいです‼
諦めて? ごそごそと起き出しました(笑)
折しも列車は、岡山を過ぎた辺り。
あの西村京太郎さんが、ここから先、「岡山から日本海側へ抜ける旅路は絶景続き」と仰っているのです!
これを見逃すことなど、できません🎶
山頂に雲がかかり、雲間から朝日が……
確かに、今までに見たこともないような風景が広がっておりました。
いたく感激した記憶は、いまもしっかりと残っています。願わくは、こうした記憶は、新たな記憶が投入されても、いつまでも押し出されないでいて欲しい(笑)
こちらは宍道湖。沈む夕日の美しさで知られているそうです。
が、こちらは早朝の宍道湖です(笑)
勿論、是が非でも、夕日を見たくなってしまいましたとも……🎶